Apple vision proの発売時期や性能について徹底解説

その他

Apple Vision Proは、Appleがこれまでの製品開発のノウハウを活かして開発されたApple初のゴーグル型XRヘッドセットデバイスです。

Appleはこのデバイスを「空間コンピューティング」デバイスと位置付けています。エンタメ体験からデスクワーク、製品の設計・シミュレーションなど様々な用途に利用できます。

Appleはこのデバイスを、「MacbookやiPhone、Apple Watchなど、長年開発してきた数々のプロダクトデザインの集大成」として高い性能と使いやすさを強調しています。そのためXR技術を活用した新しい体験を提供することが期待されます。

今回は、Apple vision proの発売時期や性能について解説します。

Apple vision pro 発売について

画像引用先

Apple公式

https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/introducing-apple-vision-pro

Apple vision pro 発売時期と価格

2024年2月2日に米国で発売されたApple Vision Proは、日本を含む他の国々でも順次販売される予定です。

以下が販売エリアの候補として検討されています。

  • 日本
  • 韓国
  • 中国
  • 香港
  • オーストラリア
  • フランス
  • ドイツ

これらの国々では、2024年下半期にApple Vision Proが入手可能で、価格は約50万円台で、販売が開始されます。*1

Apple vision pro 重さ

Apple Vision Proは、約450グラムから600グラムであるとニュースサイト上では推測されています。(Apple公式サイトでは未公開)

Apple vision pro 購入場所

Apple Vision Proは、全米のApple StoreまたはApple Storeオンラインにて予約し、App Storeでのみ販売される予定です。

家電量販店や通信キャリアでの販売は行われませんので注意してください。

購入前にます。購入者は、予約をし、App Storeに来店した後、別室に案内され、頭のサイズの計測が行われ、各パーツをカスタマイズしたデバイスを購入することができます。*2

これは、装着感を高め、ユーザーが最適な使用体験を得るために重要です。

Apple Vision Pro で実現できること

画像引用先

Apple公式

https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/introducing-apple-vision-pro

Apple Vision Proは、没入感や臨場感が高まり、様々な活用が期待されます。

圧倒的な没入感を誇る3Dエンタメ体験

Apple Vision Proは、大画面や立体音響を活かしたエンタメ体験をリビングで楽しむことができるので、3D映画やゲーム、スポーツ観戦などが搭載された3Dカメラによって、目の前で起きたことが、その場にいるかのように追体験ができます。

ディスプレイ不要のバーチャルデスクワーク

画像引用先

Apple公式

https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/introducing-apple-vision-pro

Apple Vision Proでは、ユーザーが自分の好みに合わせてバーチャルワークスペースを最適化でき、デスクワークやリモートワークにおいても高度な柔軟性が提供されます。

目の前に、仮想のディスプレイ・サイズ・好きな位置に設置することができ、仮想の作業スペースを構築し、効率的なデスクワークが実現でき、Apple製のPCやキーボード、マウスなどと接続が可能で、自分の好みに合わせてデバイスを連携できます。

実店舗を訪れたかのようなEC体験

Apple Vision Proは、エンタメ体験やビジネス利用に加えて、新たなEC体験や教育・研修への活用が期待されます。

従来とは異なる購買体験が実現され、3Dモデルを活用して商品のサイズや形状を詳細に確認し、店員との対話を通じて、実際に店舗を訪れたかのような体験が可能です。

3Dでリアルな体験ができる

サポートや指のジェスチャーや目線、音声入力などにより、作業員は直感的かつスムーズに操作を行うことができるので、対話型の実践的な授業や研修をリモートで行うことができますので、従来難しかった教育体験が可能です。

Apple Vision Pro の性能

画像引用先

Apple公式

https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/introducing-apple-vision-pro

実世界と融合した3Dのインターフェースで建物や製品の設計・デザイン

Apple Vision Proは、Unityとの連携を含むデザインツールとの連携が進んでおり、バーチャル空間上での建物や製品の設計やデザインが可能で、建築家やデザイナーはリアルな視覚情報をもとに、直感的に作業を進めることができます。

建物や製造ラインなどのシミュレーションを行え、PC画面上の2Dではなく、3Dのインターフェースを通じて、プロジェクトを高い精度で進めることが可能です。

指のジェスチャーや目線、Siriでの音声入力による、直感的な操作が可能

画像引用先

Apple公式

https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/introducing-apple-vision-pro

Apple Vision Proは、Siriを利用した音声入力などにより、コントローラーを使わずに手軽にデバイスを操作でき、使用の負担が軽減されます。3Dカメラが搭載されており、目の前で起きたシーンをそのまま切り取ったような体験が可能です。

Digital Crownと呼ばれるダイヤルによって、バーチャル空間への没入感を調節できることやEyeSightと呼ばれる機能により、ユーザーの表情がデバイスの前面にリアルタイムで表示できるので、直感的で没入感を提供し、様々なシーンでの活用が期待されます。*3

バーチャルサポートによる現場での作業効率化

画像引用先

Apple公式

https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/introducing-apple-vision-pro

建設現場などで、作業員がApple Vision Proを装着することで、倉庫や製造ラインなどの現場での作業効率化が実現可能です。

従来の現場作業におけるXRデバイスの活用にはいくつかの課題がありました。例えば、コントローラーを使うために手が塞がってしまう点や、デバイスが重くて長時間の使用が難しかったですが、この製品なら比較的軽量、長時間の使用も容易で、作業現場におけるXRデバイスの活用が加速されます。

まとめ

Apple Vision Proを購入を検討している方には、発売時期や性能について、この記事を参考にするとよいでしょう。

様々なツールとの連携が想定されており、デザインや設計の領域で活躍が期待されます。

*1

朝日新聞「アップル、MR端末「ビジョンプロ」を2月2日発売 まずは米国で」

https://www.asahi.com/articles/ASS193WK2S19UHBI00Y.html

*2

日本経済新聞「​​Appleのゴーグル型端末「Vision Pro」、米国で2日に発売」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN245KJ0U4A120C2000000/

*3

Apple公式

https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/introducing-apple-vision-pro

【署名】

川口祐司

ガジェットライター

2017年には、フリーライターとして独立。

ガジェットが大好きで、​​Apple製品をはじめ、PC・スマホなど通算200台以上を購入しています。ガジェット専門のサイトディレクターを経て今に至る。また、動画配信サービス、ライフスタイルなど多分野にて執筆活動を行う。

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