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【海洋ごみ】○○で回収されたゴミからわかる日本の海洋汚染とは?

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世界が今抱えている、海洋汚染問題。皆さんはその現状をご存知でしょうか。

海洋汚染とは人為的に引き起こされ生態系に大きな影響を与えている問題です。

2015年に結ばれた持続的な開発目標(SDGs)でもこの問題が取り上げられています。

今回はある製品を使って回収されたゴミからわかる日本の海洋問題についてご紹介します。

海洋汚染とは

海洋汚染は人間が出したプラスチック包装時といったゴミや排水が原因となって起こっています。

海が汚れるだけにとどまらず、海洋生物の住処の減少、海洋生物が誤食して体内が傷つく、汚染された海産物を人間が食べてしまうといった様々な方面に悪影響をもたらしています。

 

海洋汚染の現状

環境省の調査によると、世界で毎年少なくとも800万トンのプラスチックゴミが海に流出しています。

大量のプラスチックゴミが海洋に漂っており、インドネシアの海岸では6キロ近いプラスチックゴミを食べてしまったマッコウクジラが打ち上げられました。

日本も毎年2万‐6万トンのプラスチックゴミを排出しており海上保安庁が出した「令和3年の海洋汚染状況」によると廃棄物による海洋汚染は一般市民や漁業関係者による不法投機が原因となっています。

 

海洋汚染の原因

国連海洋法条約では海洋汚染の原因を大きく分けて5つに分けています

  • 生活用水が流れ込んだことによる汚染
  • 廃棄物(ゴミなど)が流れ込んだことによる汚染
  • 船舶の運航によって生じる油などによる汚染
  • 大気を通じての汚染
  • タンカー事故や戦争による汚染

今回は廃棄物が流れ込んだことによる汚染にフォーカスします。

 

シービンとは

最近注目されているシービンという装置をご存じでしょうか?

シービンは海洋プラスチックゴミを回収できる装置で、直径約50cm、高さ約80cmでバケツのような形をしています。装置の内側のフロートが水面上で浮遊しそこにゴミが流入し水とゴミを分けゴミだけがたまってくるという仕組みで回収しています。

水面の浮遊ごみを回収できることはもちろん、表層の油や汚染物質、海洋生物が食べてしまって更なる問題を生み出しているマイクロプラスチックも回収することができます。

回収量は場所にも左右されますが、なんと1日で「1.5㎏」。

定期的な回収を必要としますが、24時間稼働し続ける点が魅力の1つです。

 

設置国で回収されるゴミ

設置国を対象に555日間データを収集した結果各シービンは1日あたり約3.9㎏を回収していました。約79000個の人工物の海洋浮遊ごみがあり分別した結果約80%がプラスチック片、18%がプラスチックゴミ、2%がタバコの吸い殻でした。

日本で回収されたゴミ

江の島や湘南といったビーチで主に設置されており、確認できている範囲内ではありますが、約7割が草木などの自然物で残りが人工的なゴミなのです。

人工物も主にポリ袋、商品の包装やペットボトルといったプラスチックごみでそれ以外にもタバコや靴といったゴミもありました。

ゴミを減らすために

シービンという便利な装置が発明されたことで現在海上にあるごみは回収されつつあります。しかし導入コストが高額であり、すべての国地域に置けないのが現状です。

これ以上海洋ごみを増やさないようにポイ捨てや生活排水の量に気をつけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

海洋汚染が起こる原因は人間が出したゴミが海洋を汚染していることにありました。

今後シービンに頼るだけではなく環境をよくしていくためにポイ捨てをしないことの徹底をしていきましょう。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/c1cbe47c6493a01a07c06b91ad57d80bd6277ab3?page=1

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