2022年12月3日、さくら保育園にて保育士3人が園児に対する暴行の容疑で逮捕されました。
カッターナイフで脅すといった常軌を逸した虐待はなぜ起こってしまったのか?
本記事では、今回の事件の概要を紹介していきます。
職員の告発により発覚

O-DAN
今回の事件で逮捕されたのは、1歳児クラスを担当する三浦沙知さん(30)、小松香織さん、服部理恵さん(39)の3人の保育士。
園児をカッターナイフで脅す、足を掴み宙づりにする、倉庫に閉じ込める等の一連の虐待行為が、同保育園の職員からの市への通報で発覚しました。
虐待した理由について逮捕された保育士3人は「園児が何度言っても呼びかけに応じず、イライラしたから」と供述しているとのことです。
さくら保育園が再開 裾野園児虐待 保護者から困惑の声:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
虐待を把握するも、園長は隠ぺい工作
市が公開した文書によると、このような虐待行為は日常的に行われていたものの、一部職員は見て見ぬふり、園長は隠ぺい工作にまで及んでいたとのこと。
また、職員からの証言により、園長は虐待を園外に漏らさないよう約束する誓約書まで書かせていたことが発覚しました。
他の園児からは「一緒に遊んでくれる優しい先生」との声も
このような虐待行為を行っていた保育士たちですが、他の園児からは「一緒に遊んでくれる優しい先生」との声もありました。
保護者からも「きちんと挨拶するし、地域の清掃にも必ず参加する先生だった」と言われており、保育士として良い面もあったことが分かります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本来子供たちが安心して通えるはずの保育園で起こっただけに、今回の事件は衝撃的なものだったと思います。
しかし保育士の過酷な労働環境が叫ばれる現代において、このような事件が起きた原因は国の制度や待遇にもあるのではないでしょうか。
以下の記事ではSNSで話題となった他の虐待事件についても取り上げていますので、よければご覧ください。

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