2022年9月26日から新型コロナウイルスに感染した際に、医療保険の加入者が受け取れる「コロナ入院給付金」の対象が縮小されます。
今回は「コロナ入院給付金」の対象が縮小された件について解説していきます。
「コロナ入院給付金」とは?
「コロナ入院給付金」とは、医療保険に加入している人が新型コロナウイルスに感染した時に受け取れる給付金です。
入院給付金は一般的には入院したら受け取れるものですが、新型コロナウイルスに感染した場合は、ホテルや自宅で療養する「みなし入院」でも入院給付金を受け取れていました。
参考:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/159419?display=1
「コロナ入院給付金」の対象が縮小される理由
新型コロナ感染者の急増に伴い、給付金の請求が急増し他の保険金の支払いに支障をきたすような状況になっているためです。
2022年に入ってからオミクロン株が主流となり、みなし入院が急増しました。生命保険協会によると、直近では新型コロナ関連の給付金の9割が「みなし入院」への給付となっています。
そのため「みなし入院」をした場合の給付金対象者についての見直しが行われました。
参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/b7d45f9287511b539460d208baa9a9b4b09530c0
「コロナ入院給付金」の対象はどうなる?
26日以降も実際に入院した場合は全員対象になります。
一方で、自宅やホテルで療養した「みなし入院」の場合の支払い対象者が縮小となりました。
具体的には自宅やホテルで療養した場合は、
・65歳以上
・入院を要する人
・その他重症化リスクの高い人
・妊婦
に該当する人のみが支払い対象者となります。
すなわち、26日以降「みなし入院」では重症化リスクの高い人以外はコロナ入院給付金の対象外となります。
一方で、25日までに新型コロナウイルス陽性となった人は、26日以降に申請しても給付金は支払われるとのことです。
参考:https://www.sankei.com/article/20220925-4NIFIQIPIJJEJBIJ2E5QBJWTMY/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「コロナ入院給付金」の対象が縮小された件について紹介しました。
また、新型コロナウイルス5類への引き下げ見送りについてはこちらの記事で紹介されています。

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