【台風・地震】台風15号到来!停電による危険とは…?対策を徹底解説!

地震・天候・火災
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先日の台風14号によって停電を経験した方も多いのではないのでしょうか。

一方で早くも台風15号の到来が予想されています…

台風や地震などの自然災害が原因となる停電には、火災の危険が潜んでいることをご存じでしょうか?

それらによって発生する火災の原因と、対策についても合わせて徹底解説します!

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台風15号が発生!

本日2022年9月23日午前9時に、室戸岬の南で台風15号が発生しました。

既に太平洋側では雨の強まっているところがあります。

台風の進路としては、23日の夜から24日にかけて、四国から関東にかけて接近する予想となっています。

既に湿った空気が北上していて、太平洋側では雨の強まっているところがあります。

対象地域の皆さんは十分な警戒が必要です!

住宅内やオフィスで停電が起こることも考えられますね…

しかし、これによって起こる停電には火災の危険が潜んでいることをご存じでしょうか?

台風や地震などの自然災害によって生じる火災について下記で解説します!

 

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通電火災とは?

地震、台風等の自然災害の影響により、停電から電気が復旧することによって発生する火災のことを「通電火災」といいます。

通電火災は、阪神淡路大震災や東日本大震災において、火災による二次災害が頻発したことでその原因として注目されました。

通電火災の原因はさまざまで、以下のようなことが考えられます。

台風など水害発生時
・停電時、大雨による浸水で電化製品がぬれていたり、コンセントにホコリが入ったりしていると、通電した時にショートして火災が発生する。
地震発生時
・地震によって破損した配線などに再び通電し、発熱し発火する。
・地震によって転倒したヒーターに可燃物(カーテン、じゅうたん等)が、接触した状態で再通電し着火する。

 

とるべき対策

では、通電火災を防ぐためにはどうすればいいのでしょうか?

まず、停電発生時では

停電中は電化製品のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜く。
停電中に自宅から離れる際はブレーカーを落とす。

といった対策があげられます。

また、通電が再開された際には

浸水により電化製品が濡れていないか、地震によって配線やコードが破損していないか、燃えやすいものが近くにないかなど、十分に安全を確認してから電化製品を使用する。
建物や電化製品などに見かけ上の破損がなくても、壁の中の配線の破損や電化製品内部の故障により、再通電後、長時間経過したのち、火災になることがあるため、煙の発生などの異常を発見した際はすぐにブレーカーを落とし、消防機関に連絡する。

といった対策によって通電火災を防ぐことができます。

さらに日頃からの備えとして

漏電ブレーカーや、配線の損傷や短絡を検出し電気を自動で遮断するコード短絡保護機能が内蔵された住宅用分電盤を設置する。
地震発生時に設定値以上の揺れを感知した時にブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める感震ブレーカーを設置する。

といった対策も重要であるといえます。

参考:下関市防災協会HP

適切な対策をとり、通電火災の発生を未然に防ぎましょう!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今後も台風の猛威は続くかもしれません。さらに、「地震大国」と呼ばれるほど日本では地震が頻繁に起こります。

本記事で紹介した対策を通電火災の予防に役立てていただければ幸いです!

https://dream-yukimi.jp/2022/09/12/zishinkiken-rank20220912/

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