「手足口病」の感染者が4週連続増加となり、11都道県で警報レベルとなっていることが発表されました。
今まで関東を中心に広がっていましたが、西日本や東北などでも広がりが見られるようになりました。
なぜ感染拡大が起きているのでしょうか?
そして、私たちは今後どのような感染対策をすればよいのでしょうか?
手足口病とは?

https://www.photo-ac.com/main/detail/23287469
手足口病は、夏季に流行して7月にピークを迎えるウイルス性の感染症です。
原因は「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」とされており、複数の種類があるので何度もかかる恐れがあります。
感染経路

https://www.photo-ac.com/main/detail/22351366
感染経路として
・飛沫感染
・接触感染
・糞口感染(便の中に排泄されたウイルスで感染する)
が挙げられます。
症状

https://www.photo-ac.com/main/detail/22351366
症状として
・口内、手のひら、足の裏に水疱性の発疹
・発熱
・爪がはがれる
・口内炎の痛み
が挙げられます。
なぜ感染拡大しているのか?

https://www.photo-ac.com/
感染拡大している原因、それは免疫のない人の増加です。
過去2年、コロナ禍で人との接触が少ない状況が続きました。
そのため、手足口病が流行せず、免疫のない人が増えてしまいました。
そして、今年は制限緩和の影響を受け、人々が接触する機会が増えました。
その結果、感染拡大が起きてしまったのです。
引用:https://youtu.be/dww-Ee1kFJY
感染対策

https://www.photo-ac.com/main/detail/23855859
手足口病は、中性のアルコール消毒や熱に対する抵抗力が強い特徴があります。
よって、十分に手を洗うことが感染対策になります。
厚生労働省では以下の手洗い順序を推奨しているので、みなさんも参考にしてみてください。
①手のひら
②手の甲
③指先、爪の間
④指の間
⑤親指と手のひらのねじり洗い
⑥手首
手を洗った後は、ペーパータオルや清潔なタオルでしっかり手を拭きましょう。
手についた水を拭くことで、残った菌も拭きとることができます。
また、接触感染の恐れがあるタオルの共有は絶対にやめましょう。
まとめ

https://www.photo-ac.com/
いかがでしたでしょうか?
手足口病の原因となるウイルスは、せっけんを使ったこまめな手洗いが対策となります。
今後、手足口病以外のインフルエンザやコロナの感染拡大も懸念されているので、正しい手の洗い方を身に着けて感染対策を徹底しましょう。

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