火災事故は冬のイメージが強い印象を持つ方が多いですが、夏でも火災が発生します。それが暑さ対策の代表格であるエアコンや扇風機なのはご存じでしょうか?
今回は実際に起きたエアコンや扇風機が原因の火災を取り上げ、皆様が今使っているエアコンや扇風機を見直す機会にしていただければと思います。
エアコンや扇風機が原因しての火災
エアコン
暑さ対策で無くてなならないものエアコン。ですがエアコンからの火災事故も度々発生しております。
主な原因は2つで1つは電源コードの接続不良(ねじり接続、延長コードとの接続)により以上発熱をして発火。もう1つがエアコンのクリーニング時に漂白剤など腐食性のある溶液を使用すると、配線の劣化を招いたり、配線の端子部分に薬剤がかかると異常発熱することもあります。
扇風機
暑さ対策の代表的なものの1つが扇風機ですが、夏の火災の原因の1つに挙げられます。
扇風機が元となっているの火災の要因としては長期使用による、内部配線が首振り機能などで繰り返し折り曲げられることで断線しそこからスパークして発火、モーター部品が劣化してスパークが発生して発火などが挙げられます。
エアコンや扇風機が原因の火災事故の事例
・扇風機が原因の火災の事例としては2022年7月28日北海道札幌市北区の14階建てマンションの2階の一室で扇風機の周りから出火し70代の女性が死亡しました。
・エアコンが原因の火災の事例としては2022年5月5日埼玉県朝霞市の51歳の男性の木造2階建て住宅がエアコンからの発火から全焼しました(けが人はなし)。
火災事故の対策
エアコンが原因の火災対策
対策としてはエアコンのプラグを延長コード等を使用せず直接専用のコンセントにつなぎ、エアコンを使用しない期間はコンセントから抜きましょう。
扇風機が原因の火災の対策
対策としては、扇風機の火災事故は製造から10年経っている製品で多く発生しているというデータがあるので、10年近く使用した扇風機は買い替える。定期的に断線しそうな線がないかを確認をする、などがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか
残暑が厳しく、扇風機やエアコンのお世話にまだまだなりそうですがそれらの原因で火災が起きる可能性があるので注意をしなくてはなりません!
時期的にまだ早いですが、乾燥により火災が増える冬に使う暖房器具も注意が必要ですね。本格的に寒くなる前に点検や買い替え等を検討してみても良いのではないでしょうか。
https://dream-yukimi.jp/2022/07/28/kasai20220728/
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