大手乳業メーカーと各地域の生乳生産団体は生乳の11月出荷分から1キロ当たり10年引き上げることに合意しました。
この記事ではなぜ値上げに至ったのか、私たちの生活に与える影響について紹介します。
そもそも生乳って?
皆さんが普段スーパーやコンビニで購入しているのは生乳ですか?
こんなこと考えずに購入している人も多いかと思いますが、実は生乳ではなく牛乳なんです。
ではそもそも生乳とは何でしょうか?
答えは「搾取したままの牛の乳」です。
ここまでの話から「なぜ生乳を私たちは購入することができないのか?」と思った方はいませんか?
その答えは簡単で、細菌が含まれており食品生成法により生乳をそのまま販売することが許可されていないためです。ただ牧場などに行けば飲むことは可能です!
値上げに至った背景
13年ぶりの大幅値上げに踏み切った背景として、昨今の世界情勢により乳牛の飼料となる穀物の輸入価格や輸送コストが上昇したことが挙げられます。
生産コストの上昇は過去に類を見ないほどの速さと水準で、生産基盤に深刻な影響を与えています。
食品の値上げが相次ぐ中、牛乳やヨーグルトも今冬にかけ一段と値上げされる見通しとなりました。原料となる生乳の卸価格が、11月出荷分から13年半ぶりの大幅値上げとなるためです。https://t.co/kzYutnKnqD
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 13, 2022

私たちの生活に与える影響
生乳を飲んでいないのだから生活に影響がない!と思っている方に悲報です。
乳製品は生乳からできているため、最終的にはヨーグルトやチーズといった製品にも影響を与え、値上がりする可能性があります。
生乳の値上がりが11月であることから、生乳を原材料とする製品の値上げは冬ごろだと言われています。
ただ現在乳業メーカーと流通業者の交渉が本格化していないため、どの程度店頭価格に影響するかは未定です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。生乳の値上げによって牛乳やヨーグルトといった乳製品の値上がりも考えられます。値上がりすると購入に対するハードルが高くなりがちですが、体にとっては重要な栄養素です。
積極的に購入して摂取していきましょう!
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