昨年の後半から火力発電の燃料価格が世界的に上昇しています。
その割合は家電供給の70パーセント以上にも及びます。
電気代の値上がりが続いており、平均モデルの電気代推移は、2022年5月の前年同月比で約25%も
高くなっています。
今回は、家計への負担を少しでも減らすために節電・節約方法をご紹介します。
電気代が家庭に直撃
火力発電の燃料価格が世界的に上昇、東京電力によると電気代の値上がりが続き、電気代金の値上げが発生しており、2022年5月の前年同月比で約25%も高くなっています。
節約・節電方法
エアコン
夏には欠かせないエアコン、家庭で最も消費電力が高くなる家電製品、そんなエアコンを使用する際にぜひ実践してほしいことをまとめました。
冷房時の室内温度は28℃を目安に
室内温度は、環境省が推奨する28℃を目安に設定しましょう。
例えば…
外気温度 31℃
エアコンの設定温度を27℃→28℃にしたら年間で約820円(※1)節約。
蒸し暑い日は弱冷房除湿よりも冷房を使うほうが除湿力は高く涼しさも感じられます。
ダイキンが行った検証(※2)によると、室内温度が28℃でも湿度を60%程度にコントロールする
ことで快適性が向上し、熱中症対策にもなります。
※1 出典:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2021年版」(外部サイト)
※2 出典:ダイキン「熱中症の困りごとと解決法」(外部サイト)
冷房効率を上げるための対策
エアコンのフィルター清掃は2週間に1回程度行い、汚れたままにしておくことを避け、
冷房効率が上げ、消費電力が下げることがおすすめです。
また室外機の周りには物を置かず、空気の循環を良くしておき、直射日光が当たる場所は
避けて頂きたいです。
扇風
扇風機やサーキュレータ―を併用、室内の冷気を循環させると体感温度を下げることが可能、
そうすることで、エアコンの設定温度を下げる必要がなくなります。
カーテンやブラインドで日光遮断
窓ガラスから入る熱を抑えることで室温が安定し、節電につながりますので、日光できるモノを
設置することがおすすめです。
打ち水や機能素材などで周囲も体も涼しく
打ち水のタイミングは気温が低めの朝日が昇る前や、日没後がおすすめ!
打ち水をすることで気化熱が働き周囲の温度を下げることができます。
体
体を涼しく保つ工夫も重要。触れると冷たく感じる機能素材の服、冷却シートなどのグッズを活用しましょう。
ハッカ油をお風呂に5滴ほど入れお湯をかき混ぜてから入浴すると、
入浴中はミントの清涼感が気持ちよく、入浴後も涼しさを感じやすくなります。
日常行動でも節約
料理
・調理は煮込み料理→炒め物にする。
・短時間の加熱で済む料理にする。
・電子レンジを使って下茹でや調理をしたりする。
これらをすることで温度上昇が防げます。
外出時など
・カーテンやブラインドを閉める
↪窓ガラスから入る熱を減らし、日中の室温上昇を抑えて熱がこもりにくくなる
・外出前は15分前にエアコンの電源をオフ。
・就寝時はタイマーをセットして就寝後に切れるように設定する
室温が高いままエアコンを使用すると消費電力が増加!
夕方以降の帰宅の際は、換気を兼ねて部屋にこもった熱を外に出してから冷房を開始するようにしましょう。
家電製品の使用方法について見直す
明るい昼間は照明をオフ。使っていない部屋の消灯を忘れず行いましょう。
電球や蛍光灯を買い替える際はLEDなどで省電力化しましょう。
1日あたり5.5時間点灯した場合、白熱電球(60W相当)に比べて、年間電気料金は約2,410円お得になります。
冷蔵庫の開閉を少なくし、開けている時間も短くしましょう。
熱いものは冷ましてから入れたり、庫内を整理して冷気を通りやすくします。
詰め込みすぎずに半分程度にした場合、年間約1,180円の節約になります。
炊飯器でご飯を保温する時間の目安は4時間。それ以降は電子レンジで温め直すほうが節電に!!
7~8時間以上保温すると、もう一度炊く以上に電気代がかかりますので注意しましょう。
1日に7時間保温しプラグをコンセントに差したままVS保温せずにプラグを抜くと年間で約1,240円の違いがあります。
夏の冷房を行う期間は便座(貯湯式)の暖房をオフ。
ほかの期間は設定温度を中から弱に一段階下げた場合、年間で約710円の節約ができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?日常生活のちょっとしたことを意識して変えるだけで簡単に節電節約が
できます。ノンストレスで節電節約ができるのは一石二鳥ですよね!?
皆さんもいっしょにこの夏を電気代で頭を抱える夏ではなく、涼しく優雅に過ごせる夏に
しましょう!!
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