日本国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加してきています。
2022年7月22日には19万5159人と過去最多を記録、そんな中で、濃厚接触者の待機期間が7日間から5日間へ、最短で3日間になりました。
今回は、そのような期間になった経緯について解説していきます。
今回の経緯について
なぜ待機期間を短くする必要があるのか?
それはズバリ「経済活動」を維持し続けるためです。
野村総合研究所の木内登英氏によると緊急事態宣言下における日本の経済損失は
- 1回目:6兆3700億円
- 2回目:6兆2800億円
- 3回目:6990億円
であるとされています。
このような背景もあり、政府は国民の行動制限に対して慎重な姿勢を見せています。また、経済界からも政府の方針を支持する声が挙がっています。
待機期間が3日へ
政府は濃厚接触者に求める待機期間を原則として7日間から5日間に変更するとしています。
更に、2日目と3日目の抗原検査の結果が陰性であれば、3日目に待機を解除できるようにすると言及しました。
従来であれば濃厚接触者となった時点で原則として7日間の待機期間がありましたが、条件を満たすことで最短で3日目に待機が解除されることから、行動制限が大きく緩和されるようになりました。
ネット上では
これに対してネット上の反応は
潜伏期間短くなっているので、接触後の待機期間max5日はありだと思うし、復帰前の検査も要らんと思う。3日目には可能性だいぶ減るけど発症する人もいるのでそのリスクを取るかどうかだよね。
— F. Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) July 21, 2022
この感染爆発に最初に出したのが濃厚接触者の待機期間短縮って、なんか悲しい気持ちになるなー
— かあさん(手洗い) (@higemarunyanko) July 22, 2022
などの意見がでています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。待機期間変更に対しては国民からは賛否両論がありそうです。上記で述べたものは現時点での情報ですので、後に変更される可能性が高いです。
今後の感染状況や経済の状況に注目していきたいですね。
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