南太平洋のトンガ近くの火山で大規模な噴火が発生した影響で、トンガでは1.2メートルの津波が観測されました。
トンガ近くにある『フンガトンガフンガハアパイ火山』噴火発生、噴火に伴って津波が発生しています。
日本の神奈川県でも津波警報のアラートが止まらないと話題になってますので紹介します。
噴火による津波発生
トンガで1.2メートルの津波を観測、海外メディアやSNSの情報によりますと、トンガの多くの地域では、火山噴火の後から停電が発生しているということです。
トンガにおいて噴火発生、噴火に伴って津波が発生しており、日本でも避難警報が発令されました。
日本でも江戸時代(宝永噴火)に、富士山がマグマをためての大爆発してます。
マグマがたまっており、富士山は、いつでも噴火スタンバイ状態にあるので要注意です。

神奈川県警報アラート大量発生について
インターネット上では、様々な意見が飛び交っています。「警報が多すぎる」「うるさすぎて眠れない」「エリアメール313回」などの意見が飛び交っています。
それだけ危険な状況ということなのかもしれませんね。インターネットの情報を紹介します。
神奈川県のエリアメール10回目記念にキレて県庁の緊急窓口に電話した
・神奈川だけ他の自治体の10倍以上配信をしている
・去年のGWの前科もある
・このままでは神奈川県民は通知を切り、肝心の時にエリアメールが役立たなくなる
対して返答
・担当者に確認をしたが気象庁で配信してるため止められない— 社内ニート (@neet_iincho) January 15, 2022
神奈川県のエリアメールにキレるスレで県知事は渋谷に住んでるからあいつのスマホにはこんなに通知来てないって情報にみんなでキレてて笑っちまった
— んぺ (@npeofnpe) January 15, 2022
バズったので宣伝。
・エリアメールは安易にOFFにしないでください。
・または、明日には必ずONにしてください。
神奈川県はエリアメールの使い方が絶望的に下手だとは思いますが、自分の命を守るためにも見捨てないであげてください。— 社内ニート (@neet_iincho) January 15, 2022
未知の現象
気象庁は、今回の件について「地震により発生する津波とは違う状況に為、どういう動きをするかわからない」未知の現象と発表したことについて賛否両論あつまる事態になりました。
今回のトンガの噴火の影響を受けて、日本でも津波警戒のアラートが発生しました。
当然です。津波が発生すれば、動けないお年寄りや子供はわずか30センチの津波で流され、津波の高さが50センチに達すると車が浮き始めます。高さ70センチを超えると健康な成人でも確実に流されてしまいます。
1メートルの津波に巻き込まれると自分の意志で助かることができないので、津波警報がでた段階で、避難しなければいけません。

下記に気象庁が発表している津波の危険性について紹介します。
津波を知る
津波は、地震などによって生じた海底の隆起・沈降に伴い発生した海水の波が、四方八方へ広がり伝わっていく現象です。
- 沿岸に近づき水深が浅くなるにつれ、急激に高くなります。
- 津波の伝播速度は非常に速く、見てから逃げるのでは間に合いません。
- 周辺の地形により反射や屈折を経て繰り返し襲ってきます。後から来る津波の方が高くなることもあります。
- 津波の力は非常に強く、高さが50cm 程度の津波であっても立っていられず、流されてしまいます。
- 津波は「引き」から始まるとは限りません。“潮が引いたら逃げればよい” というのは大きな間違いです。
- 沿岸の地形の影響などにより、局所的に高くなることもあります。
- 潮位変化が始まってから最大波が観測されるまで数時間以上かかることもあります。
日本の過去の津波について
1940年も積丹半島沖地震では北海道の利尻長に、3メートルの津波が発生、1960年のチリ地震では日本の沿岸にも大津波が発生し、岩手県三陸沿岸で5mの津波が発生しました。
北海道駒ケ岳の噴火により、津波が発生しています。
2011年の東日本大震災では岩手県宮古市で津波の高さが8.5点メートルに達しました。
このように津波が発生した場合、少しの大きさでも生死に関わる状況になります。
未知の現象「気象庁」発言について賛否両論
今回の気象庁の発言に、インターネット上では「場当たり的」「未知なこと・わからないことは多い」「専門家の活躍に期待」などの声があがっていますのでご紹介いたします。
今回の潮位変動は通常の津波より早く、予測の元データとなる他国の潮位変動が無いまま日本周辺で上がるという、前例のない現象が起きているんだよ。
災害予測は十分な知見の積み上げで初めて成り立つもので、その真逆の未知のものに「警報を出せ!人命が!」と批判するのはちょっと無理があるんだよ。— 彩恵りり🧚♀️科学ライター✨おしごと募集中 (@Science_Release) January 16, 2022
福徳岡ノ場の軽石にしてもトンガの謎波にしても、観測史上初で社会に影響を与えうる大規模な自然現象は結構な頻度で起こっていて、未知の現象を観測分析できる能力を維持発展させてゆくための予算というのを「何の役に立つのか(現時点では)わからない」という理由で削るのはダメなんだと思いました。
— bao (@baobabustroll) January 16, 2022
気象庁「そもそも『津波』だったのかわからん。『津波』ではない未知の現象に対して『津波警報』を出して良いのか検討が必要だった。潮位変化が起きているのは事実なので防災上の観点から津波警報を出した。」
— Харуки (@Haru102i) January 15, 2022
まとめ
未知の現象について専門家の人達に解明を期待します。大切なことは生死に関わる情報をいち早く届けてくれることが、重要だと感じました。
いつ津波が来るのかわかりませんので、気象庁などの情報を参考に沿岸部にいる住民の人は良くに注意して下さい。
地震についても紹介していますので、併せて読んで頂ければ幸いです。

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