寒暖差の激しい季節になると、ガスコンロ・サンルームなどの部材の破損や調子が悪くなり問い合わせが多くなります。少し調子が悪いとリフォーム会社に依頼を行う人は多いですよね。
今回はガスコンロの五徳・バーナーの部品交換、サンルームの補修について、現役リフオーム営業マンの筆者が対応方法について徹底紹介します。
ガスコンロの故障原因
ガスコンロの故障の原因は、五徳の一部破損や天板の割れが多いです。毎日、使うものですから経年劣化で破損してしまいます。また、バナーの火力が弱くなってしまったり、引火しないという理由も多いです。このような状況になるとどこに問い合わせしますか。
リフォーム会社・ガス会社です。
リフォーム会社の対応
リフオーム会社にお問い合わせが来ると、我々営業マンが、ご自宅に行き確認に向かいます。現状把握を行い、ガスコンロのメーカー(リンナイ・パロマ・ノーリツ)に、
修理箇所に対応できるか確認します。確認後、お客様に伝える言葉は共通していると思います。
経年劣化につきガスコンロの買い替えをお勧めします。
なぜなら、会社として利益を追求しなければならない為に、営業マンは買い替えを勧めることになります。
そして、高いガスコンロを購入して欲しいという気持ちがあります。
ガスコンロの部品交換はできないのか
ガスコンロの部品交換はできます。
ただしメーカーが取り扱いできる部品は、製造打ち切りから5年から6年が平均的です、
その為、メーカーに問い合わせると取り扱いしている可能性が少ない場合が多いです。

公式ホームページ
ガスコンロメーカーの公式ページでは、型番から交換部品があるかどうか確認できます。
インターネットで探す
ガスコンロの型式を調べ、インターネットで部品を販売している場合があります。五徳・バーナーなどの交換などは簡単にできます。
しかし、天板の交換もできますが、交換時に今までの天板をはずすのが難しい場合がありますので業者に任せることが、お勧めです。
代用品でカバーする
中華鍋用の五徳がホームセンターなどで販売しています。これは、五徳の周囲を囲むような形になっていますので、五徳が割れた場合には、重宝すると思います。
サンルームについて
洗濯物を干す際に外に干すと紫外線で服が焼けることや花粉やほこりがつき、雨が降ると乾かない場合があります。そんな不安解消してくれるのがサンルーム、これがあれば中にいながら外で、洗濯物を干すことが出来ます。
しかし、雨漏れや雪害などで故障についての相談も多いです。今回は、現役リフオーム営業マンがサンルームについての経年劣化や雪害対策について紹介いたします。
洗濯物の干しやすさや綺麗に早く乾くを実現するのがサンルームです。中干しを行うと、匂いや湿気などに悩ませている人も多いですが、サンルームがあれば、雨の日でも関係ありません。
そして、通風・換気機能を取り入れている為、天候に関係なく、洗濯物が乾くことができます。
天候に左右されない
毎日、天気や時間を気にせず、清潔に洗濯物が干せる、便利なサンルームは、大変人気の商品です。
しかし、パーツのつなぎ目のひび割れからの雨漏れや雪の重みによる一部破損・倒壊についてのリフオームのご相談が非常に多いので、1つ1つご紹介します。
サンルームの劣化について
そんなサンルームですが、よくある問い合わせから、天井部から雨漏れがするとの問い合わせがあります。要因を見ていきましょう。
- ・夏のサンルームの中は暑い
- ・直射日光が当たり続けるともうサウナみたいな状態
- ・温度上昇を抑えるための対策
- ・直射日光が当たり続けるような場所にサンルームを設置する場合は注意
サンルームの劣化による雨漏りの要因は、熱によるコーキングのひび割れ、ポリカーネートのつなぎ目のポリカ割れが原因です。
経年劣化対策について
- ひび割れ部分にコーキング剤を塗る短期的な対策(長期的な解決にはならない
- 屋根材を交換し中期的な対策
- 商品購入時に、万全の長期的な対策(屋根材の熱線カット率を高めにする)
サンルームに使われている素材には熱線カット率がそれぞれ違います。下記に情報を引用します。
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・一般のポリカーボネート
ガラスの約200倍の強度を持つポリカーボネート。明るさを重視すると熱線カット率が減少する
白いすりガラス調
・熱線吸収ポリカーボネート
熱を効果的にカットする熱線吸収タイプ。冷房費が節約できます。
明るさがある白いすりガラス
サンルームの明るさを保ちつつ熱線をカットしたい場合はお勧めです。
・熱線吸収アクアポリカーボネート
熱線カット率が高く、日射による室内温度の上昇を軽減。
明るさがある白いすりガラス
サンルームの明るさを保ちつつ熱線をカットし、汚れが付きにくくなっているので長持ちします。
引用:https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/roof/
数値が高いほど、直射日光をカットして、サンルームの中の温度が上がりにくくなります。
その為、商品購入時や屋根材の交換の際は、熱線カット率が高い素材を選択することをお勧めします。

雪害対策も万全に!!
ここ近年の異常気象による雪害の影響として、サンルームにおいても、問い合わせが多いです。
絶対やってはいけないことがある
雪の重さに耐えきれず、屋根材が破損してしまうケースです。雪害復旧工事として雪下ろしする際に絶対やってはいけないことがあり、守らなければ倒壊の可能性もあります。
水やお湯をかけると雪に重さがかかり、溶けるのは、一部分のみで、水は急速に冷えて、氷の状態になり、重さと、サンルームの破損につながりますので、多くの雪が積もるような豪雪地帯では、地道な雪かきで、除雪するしかありません。
・地域や場所によって強度を選択することが大事
豪雪地域など雪の多い地方などは要注意

まとめ
いかがでしたでしょうか。サンルームは熱が溜まりやすく、素材などにひび割れが起きてしまう場合があります。応急処置として、コーキング剤を塗っても、また同じことが起きる可能性があります。
また、ガスコンロの不具合が見つかった場合には、部品交換ができないか確認することをお勧めします。しかし天板などの破損の場合には、業者に依頼することをおすすめします。
屋根材の交換時・サンルームの購入時には、リフォーム会社の選択も重要となり、知識に詳しい会社を選択しなければ、うまくいかない場合もあります。
複数のリフォーム会社の見積りをとることをおすすめします。
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