日本は地震大国の為、日頃より情報集が必要です。現在の地震状況と過去の地震情報を確認することで、動物の異常行動があることが分かっています。万が一について準備を行うことや心の準備をしておくことが必要です。
今回は、消防庁が発表している過去の地震発生時の動物の異常行動について紹介します。
大地震の前兆現象
全国の異常現象、地鳴り、動物の異常行動、地震雲や気象現象の異常、テレビ・ネットなどの通信障害など地震の前兆現象として言われている現象です。
消防庁が発表している大地震の前兆現象
消防庁では、過去の大地震の際の動物の前兆行動を紹介しています。
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海城地震(中国)1975 動物の異常行動 地殻・気象などの異常現象
- 雪の積もった道の上に数匹のヘビを発見した。
- ニワトリが突然群をなして空を飛んだ。
- ガチョウが甲高く鳴きながら、飛びまわった。
- ネズミの大群が戸外にあらわれ、混乱した。
- 井戸水の水位、水質の変化が観測された。
- 深井戸から水が土表にあふれ出た。
引用:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/libr/qa/qa_57.htm
近年に起きている前兆現象の紹介
魚が大漁にとれることや大量の打ち上げが報告されています。つい最近ではイワシの大量打ち上げがニュースで話題になりました。
またイルカの大量発生やクジラの打ち上げについても発生しています。
これは地震の前兆なのか、科学的な根拠はありませんが、要注意です。
イワシの大量死
2021年12月に青森でイワシの大量打ち上げの報道がありました。
青森の太平洋側の沖でイワシが4キロに渡り浮いてるというニュースがありました。
クジラの打ち上げ
2021年12月14日夕方、名古屋港の潮見ふ頭の沖、およそ70メートルの海上で、クジラの死体が漂流しているのを貨物船が見つけました。
2021年9月にもクジラの打ち上げが日本で起きており、その1ヵ月後に東京、青森で震度5強が発生しています。
東日本大震災の前も、クジラやイルカの打ち上げが起きていました。
イルカの大群
2021年12月12日に北海道の根室で、イルカ 頭の大群が現れました。
北海道のこのエリアで、一度にイルカ約1000頭が現れるのは珍しく、イワシの群れを追っていた可能性も高いですが、異常な状況です。
カラスの異常行動
東日本大地震が起きるタイミングで、カラスは大群となって現れたという報告があります。地震が発生する前には前兆現象と呼ばれる様々な動物の異常行動が確認されています。
動物の異常行動が地震の前兆現象の一つなのかもしれません。
大地震の前兆現象にもされているカラス、必ずと言っても過言ではないほど異常行動が、見かけられます。
今回は、大地震の前兆に、よく見かけられるカラスの異常行動について紹介します。
インドネシアのスマトラ島大きい大地震などでもカラスの異常行動は見られており、2011年3月11日の東日本大震災でも見かけられています。
カラスはなぜ感知するのか
人間よりも動物は、何か起きる前ぶれを察知し、動物の仲間たちを引き連れて地震の震源地から離れたところに避難することができると専門家が話されていました。
カラスがよくいる場所から姿を消したり、逆にほとんどいないエリアにカラスの大群が現れ、大声で泣き続けていたなど、カラスが大群で空を飛んでいるなど異常行動を目撃したら要注意です。
カラスの異常行動とは
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カラスの異常行動には
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カラスが輪を描いて、大群で飛ぶ
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夜間にカラスが泣いてうるさい
カラスは非常に頭が良く、人間と比べれば、特殊な電磁波などを聞く力が強く、危険回避能力も高いです。科学的な根拠はありませんが、カラスのこのような行動が見たら要注意です。
カラスは、昼によく活動しているが、地震を前にすると異常行動を起こすことは有名ですよね。夜間に徘徊したり、鳴いたりします。また群れを作り、大群で一部のエリアに集まったりします。
東日本大地震などでは、事前にこのような動きが見受けられました。
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リュウグウノツカイが捕獲
青い海の中をキラキラと漂う銀色の刀のような見慣れない生き物、「リュウグウノツカイ」が、2021年12月27日に石川県能登町で発見されました。
これまでも各地で浜に打ち上げられることなどはありましたが、とても珍しく、地震の前兆の言い伝えなどがある為要注意です。
石川と千葉で地震が多発、石川~福島沖のラインでも地震が発生しています。
2021年2月は福島で震度6強が起きていますので、ご注意ください。
石川エリアには大きな断層は無く謎の地殻変動が続いており、群発地震も、まだ続いていますので注意が必要です。

リュウグウノツカイについて
アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属している硬骨魚類の一種で、深海魚です。細長い体つきをしており、見た目が特徴的で皮膚は全身が銀白色をしていて、鱗は一切ありません。浮き袋も持っていないです。

地震の発生状況や気になる出来事
インドネシアマグニチュード7.6
2021年12月14日火曜日の12時20分頃、海外で大きな地震が発生しました。
震源地はインドネシア・フローレス海付近でマグニチュード7.6となります。この地震による日本への津波の影響はありませんでしたが、東シナ海の地震は珍しいです。
東シナ海の地震は、過去17年間で2回だけです。前回の東シナ海の地震は、2013年12月10日、今回も東シナ海と硫黄島の地震が起きましたが、2013年12月10日も東シナ海と硫黄島の地震が起きていました。
小笠原諸島の南にある硫黄島の地震も年に1,2回なので、珍しい地震といえます。2013年はこの後、茨城で震度5弱、伊予灘で震度5強が発生。
今年も、伊予灘で震度4が起きていますが、前回、2014年3月に起きたのが伊予灘の震度5強で、東シナ海の後に起きた地震です。
東シナ海での地震は大変珍しく、過去のデータを確認してみると、茨城・沖縄・伊予難に住んでいる人は要注意となります。
関東エリアは要注意
関東エリアで震度4が多発しています。過去のデータを見ると小笠原の深い地震の後に大きな地震が起きていました。今年の12月3日にも小笠原で深さ430キロの地震が起きています。
12月3日は震度5弱が2回起きていますが震度5弱が2回起きてからその後に、小笠原で深い地震が起きている為、大きな地震の前兆に小笠原の深い地震があります。
千葉沖M5クラスが多発している福島沖そして、今回起きた茨城の震度4について、関東エリアで大きな地震が起きやすい条件が揃っています。今後、千葉沖で地震が増える可能性が高いです。
神奈川県の異臭騒ぎ
過去に、神奈川県横須賀市の住宅街でまた異臭騒ぎがあり、あたり一面にガスのような臭いがするという騒ぎがありました。
2021年の10月にも、ガスのような臭いがするとの通報が消防に相次ぎました。地震との関連はないのでしょうか。

神奈川県公式発表
令和2021年11月15日発表の神奈川県のデータを紹介します。
和2年6月以降、横須賀市の東京湾側を中心に、三浦半島から横浜市にかけた広範囲において、「ガス臭い」、「ゴムの焼けたようなにおい」といった異臭の通報が複数日寄せられています。
神奈川県では、関係機関と連携して原因究明を行っており、横須賀市消防局等が大気の採取を行い、神奈川県環境科学センターで分析を行っています。
これまでに採取した大気を分析した結果、ガソリンなどに含まれるイソペンタン等の物質が検出されましたが、異臭を感じた時間が短時間であったことから、ただちに健康に影響を及ぼすレベルではないと考えられます。
異臭の通報状況
これまでに、消防への通報等で確認されている異臭の通報状況は、次のとおりです。
異臭の通報状況(令和3年度)
通報日時 通報場所等 主なにおいの種類 通報件数等 1 9月25日(土曜日)
22時40分頃~23時30分頃横須賀市
三浦市ガス臭い 12件 2 10月25日(月曜日)
10時50分頃~11時30分頃横須賀市
三浦市ガス臭い 13件
異臭騒ぎは起きている
嫌な感じで硫黄の匂いなど臭いもかなり強くて、その場にいるのもちょっと辛いぐらい匂いです。
異臭が立ち込めるという現場には、消防隊員が探知機をマンホールに向けガスの濃度を調べたりしていますが、異臭騒ぎはおさまっていないように見えます。
ガスのような臭いや生臭い感じの匂いがするようです。
異臭と地震の関連について
【神奈川県温泉地学研究所の見解】 これまでの分析において検出されているイソペンタン等の物質が、地殻変動に伴い発生するという知見は確認できておりません。また、地震の前兆として、異臭が発生するという科学的な根拠はありません。引用:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/pf7/akusyu/isyuu.html |
地震との関連について、不明確な状況ということでしょうか。
横須賀消防局の庁舎内でも消防職員が、ガスの臭いを感じて、空気を採取していたり、横須賀市環境管理課の事務室でもガスの臭いがしたことから職員が空気採取を行っています。
このような異臭騒ぎが起きていたこともあり、今後の情報確認は必要かと思います。
神奈川県沿岸部が特に注意
過去には、横浜市の金沢区でも異臭に関する情報が相次ぐなど、広い範囲にわたって異臭が発生しています。また、神奈川県内の沿岸部を中心に異臭騒ぎは続いています。
不安が募る異臭騒ぎについて、今後の動きは要注目です。神奈川県のホームページの確認を行って下されば幸いです。
取替え式防じんマスクと直結式小型防毒マスクの国家検定に合格しています。
従来、別々に用意する必要があった防じんマスク用面体と防毒マスク用面体が、ひとつの面体で対応できるようになりました。
このため、作業環境に応じてフィルタ又は吸収缶のどちらも取付けられます。
作業環境に応じたフィルタ又は吸収缶を選び、面体に取付け、正しくお使いください。引用:TW(防じん・防毒マスク) | 製品情報 | 株式会社 重松製作所 (sts-japan.com)
シゲマツ(重松製作所) TS 取替え式防じんマスク DR185L2W
まとめ
東日本大震災の前にもは帯状、放射状の雲がよく出ていました。夕焼けがやけに赤い後に、大きな地震が多いことやFMラジオにノイズが鳴っているなどのラジオの電波障害も要注意になります。
大きな地震が、起きやすい条件が揃っているのでお気をつけ下さい。関東エリアにいる人は、日頃から避難準備を心がけてください。
地震も過去のパターンと同じように起きる事も多いのです。日本もこれから大雪の季節です。停電や断水も起きる事があるので水、食料の備蓄、非常用トイレも大切です。

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