【路面凍結転倒事故多発】冬道に巻くのは砂と塩どっちは有効か?「消防庁発表」について徹底解説!!

路面凍結 地震・天候・火災
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年末年始は、寒くなり、路面凍結に悩まされます。また、雪道で転んで救急搬送される人も多いです。

皆さんは、冬道が路面凍結した場合、転倒防止の為に、砂をどっちを巻いた方がいいのかご存知でしょうか。

今回は、損害保険募集人の筆者が、路面凍結対策・転倒しやすい危険な場所について、上手な歩き方を「消防庁データ」をもとに徹底解説します。

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凍結事故について

雪が積もったり、路面や階段が凍結、転倒事故多発時期です。

東京消防庁のデータによれば、雪道で転んだ人の半数がケガを負っています。

年末年始は、気温が最も低くなる為、路面凍結によるスリップ事故が起こります。

救急搬送され、生命の危険かかわらず、消防庁の発表では、1年間で972人もの患者さんがでています。特に高齢者の場合、ケガをして入院を必要のするケースが多く、リハビリなども必要となる場合がありますので、注意が必要です。

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東京消防庁の発表しているデータを紹介します。

≪積雪や凍結路面に係る救急事故の発生状況≫1 積雪や凍結路面に係る救急搬送人員

毎年12月から3月までの期間に、積雪や凍結路面により滑って転倒した際に受傷する事故(以下「ころぶ事故」という。)などによる救急事故が発生しています。

令和2年12月から令和3年1)3月までの期間では、東京消防庁管内2)で8人が救急搬送されており、過去5年間では、972人が救急搬送されています(図1)。

特に積雪の多かった平成29年12月から平成30年3月までは、救急搬送が895人と最も多く、降雪の有無によって救急搬送人員が大きく変化しています。

1)令和3年は暫定値

2)東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域

図

図1 積雪や凍結路面に係る救急搬送人員

引用:東京消防庁<広報テーマ(2022年1月号)> (tokyo.lg.jp)

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路面が凍る要因

路面凍結

積もってしまった雪が気温が上昇することで、雪が溶けて水分が発生し、夜になって気温が氷点下に下がると凍りつきます。

また、車の交通量が多いところでは、排熱が雪を溶かし、交通量が減った時に凍るケースや雨が降り、路面に水がたまることで、路面凍結した道路が発生します。

雪国での対策は

路面凍結

雪国北海道では、滑り止め剤と書かれた石が入っています。砂よりも粒が大きくなり、車が通っても問題ない大きさが入っています。札幌市内の砂箱にはこの滑り止め剤が用意されています。

路面凍結には砂と塩どっちは有効か

雪国では、凍結した路面では、どのような対応策をしているのでしょうか。

塩について

塩は、路面凍結に効果が長持ちもします。凍結防止の性能も高く、塩をまくことで路面が凍りにくくなります。

凍結防止剤は、広くて、交通量の多い車道は、塩化ナトリウムに錆止めを加えた凍結防止剤を道路に巻いています。

砂について

砂は、路面凍結しまい、ツルツルとした路面になった場合、雪で滑らないように砂を巻きます。交通量の少ない時間に行うことで、歩行者の足元を守ることができます。

塩は、凍結を事前に防ぎ、砂は凍ってしまった後の対応として使われています。

滑りやすい場所は要注意

路面凍結
バスなどの乗り降りする場所・駐車場・横断歩道・傾斜がある場所については、ケースも多いので、滑りやすき要注意です。

雪道などから電車などに乗る場合、靴の裏についた雪が元で、滑ってしまうケースもあるので、落としてから移動してください。

大勢の人や車が雪を踏み固めてしまう場所は、大変危険です。

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歩行方法や転び方に注意

路面凍結

路面凍結した道では、ペンギンのように歩き、大きく歩かないように注意して、歩幅をできるだけ小さくし、重心をぶれないことが大切です。

足先に力をいれて歩くように、転倒しないように、身体全体で歩くことを意識して下さい。

転倒した場合などは、手から転倒してしまうと大けがをしてしまうので、尻もちを意識して転ぶことが意識して下さい。

滑り止めに対応した靴・アイテム購入

凍結した道路を歩行する場合、靴は、ビジネス用シューズなどは避けて、滑りにくい素材の靴を準備することをお勧めします。

また、ホームセンターなどに滑り止め防止が売っていますので、必ず装着することをお勧めします。

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まとめ

道路や歩道に雪が積もっていた気温が上がり雪が溶けて水になり、氷点下になり、溶けた雪が再び凍って滑りやすい状態です。

道路で転倒、救急搬送されている事案が増えていますので、皆様も、時間に余裕を持った行動と路面対策を行うことをお勧めします。

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