2021年12月17日、大阪で起きたビル火災で、警察は放火殺人事件として捜査を開始しました。今回のような火災発生が、いつ身近で起きるか分かりません。
地震なども多く発生している状況がありますので、今回は、火災発生時の避難方法について、消防団所属の筆者が徹底紹介します。
火災発生時に亡くなる要因は
亡くなった半数以上の方は、一酸化炭素中毒で、亡くなるケースが多いです。有毒ガス煙がどうやって動くのか皆さんはご存知でしょうか。
火事が発生した時の煙の動きを理解することが重要です。
これを知るだけで、助かる命が増えることは間違いなしです。
煙は下から上に上り、上空で煙が溜まります。
大抵の人が火災が発生したら走って逃げていくと思いますが、行うことはお勧めしません。
走ってはいけない
煙が混ざるとかなり危険
走ったり、パニックを起こして暴れると煙は混ざってしまい、身動きが取れる状況にならなくなります。
床も見えづらくなり、歩行が困難になり、歩けなくなります。視界が全く見えない状況では、避難はできなくなる可能性があります。
煙が混ざり合うと逃げれなくなる可能性が高い
上階には逃げないこと
煙の上にあたる垂直方向に上がるスピードは、毎秒3メートルから5メートルです。煙が発生したら上階に逃げるのは絶対にやってはいけないです。
火事が発生後に、上階に避難した場合、煙は上に上がっていくので、かなり危険です。
煙が充満して、身動きできない場合は姿勢を低くして、助けを待つことをお勧めします。
避難訓練を思い出して低い姿勢で行動
有毒ガス吸った場合
有毒ガスは、目開けて逃げようとすると有毒ガスで目が明かなくなって身動きできなくなります。消防士は、空気呼吸器つけて避難活動しています。
家族がいます・誰かがいますという状況で、走って逃げた場合、自分一人だけは逃げ切れるかもしれませんが、子供や逃げ遅れた人は、煙が混ざり合います。
逃げたいのは1人だけじゃない
.避難の行動 ・火災に遭遇した場合
火災では煙が死亡要因の多くを占めています。冷静な避難行動をとりましょう。
●日頃から火災が発生した場合に備えて避難ルートを確認しておきましょう。
●火災報知設備の警報を聞いたときは、状況を確認するとともに、速やかな行動を心がけましょう。
●煙が部屋や廊下に充満してきた場合は、ハンカチやタオルなどで口・鼻をしっかり覆い、煙を吸わないよう姿勢を低くして避難しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか、低く姿勢で動くこと・走らないことが重要です。また空気循環器などの設置をしておくことで、救命の可能性が高くなることは間違いないです。
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このため、作業環境に応じてフィルタ又は吸収缶のどちらも取付けられます。
作業環境に応じたフィルタ又は吸収缶を選び、面体に取付け、正しくお使いください。引用:TW(防じん・防毒マスク) | 製品情報 | 株式会社 重松製作所 (sts-japan.com)
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