スポーツトレーナーとしてスポーツチームに所属して稼いで行ける人は少ないという現実はあります。その為、整体院などの店舗を持ったり、教育などの資格関係などの仕事を持ったり、企業さんへ教育を行ったり、情報配信などで別の収入源を持っているのが大半です。
つまり、スポーツトレーナーになっても稼げている人は一部ということです。
しかしながら、稼いで自由な時間を手に入れていることも事実です。
この記事を最後まで読んで頂ければ作業療法士からスポーツトレーナーへの最速でジョブチェンジができるようになりますので、最後までぜひ、お読みください。
作業療法士がスポーツトレーナーとしてかかわるために
作業療法士がスポーツトレーナーの立場でアスリートにかかわれることは少ないです。それは、理学療法士との治療学という所が理由としてあげられます。
大きな違いは機能訓練や物理療法ができるという点で理学療法士の方がスポーツトレーナーとしてアスリートと関われる機会が多いのです。
作業療法士として何ができるか考えよう
一流のアスリートにトレーナーと向き合っていく場合、柔道整復師・鍼灸師・理学療法士の方が機能構造面は詳しいので作業療法士が関わっていくのは難しいと思います。資格を生かし、どうアスリートにかかわれるか考えることが重要です。
作業療法士がアスリートと関わる為には、普段の生活に踏み込んでいくことが重要です。アスリートもトイレやお風呂にも入りますし、睡眠もとります。
こういう普段の生活にいかに踏み込んでいくかがアスリートと関われるかの重要なターニングポイントになるのです。
怪我をして痛みがあって夜眠ることができない、睡眠がとれないことにより翌日のパフォーマンスが落ちてしまうなどの場合、こういう時に作業療法士が睡眠について、どのように行うべきか相談にのれるということが出来ます。
睡眠の準備までにどのようにしていくかやいかに睡眠の質を良くしていくかなど寝覚めなど体をいかに起こしていくかなども重要なパーソンになっていきアドバイスができると思います。
また、怪我のせいでお風呂やトイレの使用時間が長くなってしまった場合など、このような形で行えば使用時間30分が10分に短縮できますなどの動作のアドバイスをします。
次に、環境面のアドバイスになりますが、ここに椅子をおいといた方が楽になりますとか、こういう風な動きをするための便利道具の情報提供が役割です。
自己PRが一番のカギになる
作業療法士がトレーナーになるには、採用者の視点を変える必要があり、作業療法士がスポーツとの関連性があるのかとよく聞かれますが、あります。
理由としては、部活動で怪我をした中高生やママさんバレーなどで肩を壊した方やテニスで肘をひねりましたなど治療が必要な方に対してのリハビリテーションについて依頼をされることが多いからです。
スポーツトレーナーとしては、専門学校などでは、スポーツトレーナー学なども勉強できる環境にあるので、正直自分の頑張り次第で、人脈を広げ、営業力で切り替えることができると感じています。
スポーツトレーナーになるには雇っていく側の目線に立ち作業療法士が欲しいと思われる必要があります。
ここで重要なのは職務経歴書になりますので、次章で書き方を解説いたします。
自分自身、何ができるか、職務経歴書と絡め自分の訴求ポイントを自己PRに落とし込むことが大切であり、この自己PRが魅力的に映らなければ、スポーツトレーナーへの転職はかなわないと思いますのでチエックしてみてください。
作業療法士としての職務経歴書の書き方
私の実体験をもとに職務経歴書の書き方を解説いたします。医療機関から転職し現在はアスレチックスポーツトレーナーを行っておいます。
職務経歴書概要作成のポイント
職務経歴書を記入する際に重要なポイントを解説いたします。
時系列別にまとめる
今までの経歴を見やすく簡潔にすることで採用側にどういう人生経験があるのかを知ってもらいます。
就業期間や勤務先(法人名)を記載する
労働時間や勤務先を詳細に記載することで希望勤務先では業務に支障がでないか判断されます。
どのような職掌や雇用形態で採用されたかも記載する
これを記載することで、採用担当者はうちでやっていけるかの判断材料になります。
業務内容は丁寧にまとめる
・細かくどのような仕事を行ったことなど記入することにより採用担当にアピールできることができます。
私の例で記入すると
○○病院 整形外科 1日の患者数〇人 従業員○○人 患者さんのリハビリサポート業務に従事。
採用者側がアスリートとどのようにかかわれるかを検討する要素になり、過去の経験値やコミュニケーション能力が決め手になります。
資格も丁寧にアピールしよう
・作業療法士の資格のほか、自動車運転免許の項目なども細やかに記載する。資格欄は多いほうがインパクトはありますので仕事と関係ある資格を中心に、民間資格なども含めて記載します。重要なのは、今回の転職でアピールしたい資格を必ず記載することです。
自己PRで意欲をアピール
・これまで培ってきた技術やノウハウを転職先で生かすかアピールする
私の場合は整形外科で多くの中高生と関わってきました。
部活動で怪我をして来院されるのですが、大概が体の使い方が分からずに一部の関節を酷使してしまうケースや部活をやりたくなくて、集中してないから怪我をしてしまうケースもあります。
リハビリだけでなくスポーツとどう向き合っていくかなどの人生相談も作業療法士の仕事です。
このような成果を残せましたなどの実績を記入します。
細かく記載することにより採用担当者側に採用したいと思わせることが大事です。クライアントからこういう言葉や感謝をもらったということを付け加えるだけで実績や評価につながります。
・作業療法士の資格を生かし、どうアスリートと携われるかを伝える項目になる
リハビリだけでなく人間観察や人生相談などの心理的なカワンセラーまで行えると転職先での大きなアピールポイントになります。
・作業療法士の資格を生かし、どうアスリートと携われるかを伝える項目になる
作業療法士という資格は他の資格と比べると機能構造面について比べると体のケアには弱い部分があります。
そのためライフスタイルの特化した生活面・心理面などを強化することにより、他の資格との差別化を行いアピールポイントにしてもらいたいのです。
・なぜこの会社を志願したのか、なぜスポーツトレーナーなのかも記載しよう
この会社を選択したのは、過去の経験を生かせる仕事だから選択するはずです。
スポーツトレーナーという職種が、いかに自分自身にあっているかを実績にあわせて記載していきましょう。また、クライアントとのコミュニケーションに個人的な人脈も図ることが出来るのです。
スポーツトレーナーとして生きていくためには人脈も大切な一つです。そのクラインアントは会社ではなく、あなたが選んだんですから、営業力のあるスポーツトレーナーになってください。あなたが動けばクライアントも動くのです。
だからこそ採用担当者は、あなたを採用するのです。
スポーツトレーナーとして働くために
前段でお話しましたが知名度も重要なことになり、作業療法士だけでなく、店舗を作ったり、教育関係で情報発信や企業向けに講義を行うことでスポーツトレーナーとして依頼を受けることも選択の一つです。
作業療法士以外の資格を取得しよう
前段でふれたようにスポーツトレーナーになる為には理学療法士・柔道整復師・鍼灸師のほうがスポーツトレーナーになる可能性が高いため、他の資格にも挑戦することをお勧めいたします。
・作業療法士の求人は皆無に近い
現況求人情報では作業療法士の単体求人は少ないというのが現状です。資格の複合をねらいましょう。
アスリート特有の疾患に関して学ぶこともあり
・アスリート特有疾患の克服やパラアスリートに作業療法が有効だと考えることができる
・疾患や特定のスポーツに関して学び、作業療法と絡めることもよい
作業療法士は医療機関で従事することが殆どです。この限られた状況の中でスポーツトレーナーになる為には、私の実体験で解説いたします。
作業療法士は障害を持った状態でスポーツを行う人のサポートも行います。
その中には発達障害や精神的領域、中途障害などの交通事故などで脊髄損傷になり体が動かなくなるケースの方もおります。
スポーツを通して社会生活への参加やストレス発散などを行うことや体の使い方を勉強して仲間とのコミュニケーションを行っていくなどの支援を行うことも作業療法士が行う仕事になります。
・ニーズが高い理学療法士の資格を合わせてとることを検討しよう
その中でパラリンピックに出場する選手も多くおり、現在ではバスケなどのメジャー競技なども含まれています。
・このようなアピールができると履歴書の訴求力が高まる
日頃よりコミュニケーションを行い、密接に関係していると、個人的な付き合いも出てきます。重要なのは相手に求められることが必要です
。このようなことを行っていると経歴や強みが増えていくことができ、アピールすることで転職にも有利に働くことになるからです。
【作業療法士希望者必見】作業療法士でもアスリートとかかわる方法 | お試し鑑定団 (dream-yukimi.jp)
まとめ
作業療法士の資格を生かしたスポーツトレーナーへの転職は難関かもしれないが、ニッチなだけパイオニアになれる可能性を秘めている。
今までの経験を生かして、実績や成功体験を職務経歴書でアピールすることにより採用担当者にアピールをしていきましょう。採用担当者にもクライアントにも私は、どのようなことができる人間なのかをきちんと伝え、自分自身と家族を守るために夢をかなえましょう。
皆様の幸せを願っております。
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